盆と正月

そこに現場がある限り。

男性声優楽曲大賞2017っぽいもの

男性声優楽曲大賞っぽいもの2017。

今年もぎりぎり間に合いました!!

ルールはこちら

2016年12月〜2017年11月に発表(発売ではない)された楽曲が対象

・1枚のCDから選べるのは1曲だけ

・が、これは!と思う1枚に限っては2曲選んでもよい

 

note.mu

 

15位 ワンフレーズ/  WAOOON(寺島惇太・じょん)

犬小屋ちゃんねるから生まれた声優寺島惇太さんと、作曲家のじょんさんによる音楽ユニットによる1曲。まずこの組み合わせがなくないですか?作詞作曲は2人でしていて、歌声と優しいメロディーがマッチしている。

聴いていて心地が良い。また発売日がCDランキングなどとは関係なく、寺島さんの誕生日8月11日なのもプラスポイントです。

youtu.be

 

14位 君色スマイル/  葦原巧(CV.前野智昭),仁科葵(CV.花江夏樹),宮坂真也(CV.鳥海浩輔)

カッティングギターのイントロが軽快な曲。パブロック調なのでどこか懐かしさもあり、3人の声の相性がとても良い。

 

13位 My Precious /  岡崎契 (CV.梶裕貴)

オルゴールの音やピアノの伴奏、梶くんのマイルドな歌声の組み合わせで、これぞ乙女系といった楽曲。だけどジャズポップなので、そこまで甘くなりすぎず繰り返し聴きたくなる心地よさがあり、Cメロからの展開を含め1曲の中に物語がる。男性声優バイエルが作られることがあったら80に収録されているはず。

 

12位 TSK!! TSK!! / ジュダ(CV.斉藤壮馬

今年の7月突然自宅謹慎処分を受けてしまった、ジュダ様。その謹慎開けの1枚目《飛翔》に収録されたTSK!! TSK!! は爽快なロックでした。謹慎の理由はCDに収録されており、この件に関してレーベルメイトのエーダッシュさんがツイ消しするなど、リアルでなかなか面白い展開もあり、ディアボはぜひドラマパートも聞いてもらいたいCDです。

 

 

そう、聴けばわかる。

 

11位 LOVE PLANET/  アツト(CV.中島ヨシキ 

平日の夕方6:00頃から放送されている女児向けのキャラクターソングだよ、と言われたら信じてしまいそうなキャッチーさのあるとっとこアイドルソング。歌詞の薄っぺらさが、アイドルなんて所詮虚構とか言い出しそうな雰囲気があって、心がえぐられます。

 

10位 Welcome to wonderland/  チェシャ猫(CV..山下大輝)&マーチア(CV.柿原徹也)&クロノ(CV.松岡禎丞)&ドーマウス(CV..川辺俊介)

夢100のキャラクターソングより、おもちゃ箱をひっくり返したようなパレード曲。おとぎの国世界観が聞いていてわくわくして、楽しい気持ちにさせてくれる。1曲の中で、セリフ・ラップと盛りだくさんなので6分間という、実は長めの曲ではあるものの、それを感じさせない勢いがある。そしてなんとなくキャラクター性を知らずに聞いても、どんなキャラなのか伝わる所が、キャラクターソングとしてとっても好きです。

 

9位 多弁ヒロイズム~多弁ヒーローのテーマ/  福山潤

洗練されたメロディアスな曲と、話すように歌う福山潤さんの歌声がなんとも言えないバランス。聴くたびに癖になります。曲中突然はじまるラップは、2017年男性声優ラップブームの先駆者は間違いなく福山潤なんだ。ラップとは自己紹介の要素が多く、この曲もまた《喋ることは僕にとってのナルシシズム》と発言していた福山潤そのもののような1曲なのが最高。

 

福山 潤「喋ることは僕にとってのナルシシズム」――声優活動20周年に誕生した“多弁ヒーロー” - ライブドアニュース

  

8位 オジー自慢のオリオンビール/  柿原徹也

 いわずと知れたBEGINの名曲。ドイツ出身のバイリンガル声優こと、柿原さんが2017年にカバー。【ライブはデート】だという柿原さん。今年の春にこの楽曲をライブで披露した際、ファンはビール瓶型のペンライト片手に柿原さんと一緒に「オジー自慢のオリオンビール」と熱唱をしました。その時感じた気持ち、音楽に生まれなんて関係ない。「嬉しい!楽しい!そして何よりZynchroは沖縄が大好き!」その想いがあれば十分なんです。

 

7位 にゃんばれ!にゃにゃにゃにゃ にゃん生!/  瑠璃 川幸 (CV.土岐隼一)・三好一成 (CV.小澤廉)

春夏秋冬に組み分けされたA3より夏組の1曲。正直A3はどの組も良い曲ばかりで、選ぶのがとても難しかった!だけど土岐くんの表現力の高さに驚かされたのでにゃんばれを選びました。目を閉じるとTIFのスマイルガーデンで宙を舞うにぼしの袋が安易に想像でき、夏の到来を感じられる。初見でも《にぼしコール》を入れたくなる楽しさが、にゃんだかとってもにゃんだふるな訳で、私立恵比寿中学の「売れたいエモーション」とマッシュアップさせたら絶対に相性がいいと思うので、誰か作って下さい。

 

6位 S・I・O -Salt in Ocean-/(CV.濱野大輝) 

高速脱衣育成アプリゲーム・アイドルDTIより佐伯youthKさん作詞作曲の1曲。ファンクと濱野くんの低音に思わず体を揺らしたくなる格好良さ。よく歌詞を聞いてみると、とんでもない歌詞ですが、、、そもそも高速脱衣育成とはなんなのか。

manga-park.com

 

 

5位 What have you done for…/  apple-polisher NaL (CV.蒼井翔太

オシャレなサウンドと、蒼井翔太さんの歌声が洗礼されている1曲。男性声優界で圧倒的なリズム感を誇る蒼井翔太さんが歌ったことで完成度が上がっているところがすごく良い。

 

4位 プラネタリア/  八重樫 剣介(CV.山谷 祥生)

「X Lied」シリーズより剣くんのソロ曲です。山谷くんの歌声が持つ圧倒的少年感と、曲の爽やかさが、嫌みのない音楽。まっすぐな歌い方やブレスがこの曲のピュア度を上げているのだと思います。

 

3位 夜明けはまだ/ 斉藤壮馬

ピアノのワルツと斉藤壮馬、息をするように大正解な1曲。これは夜の歌ではなく、タイトル通り、夜明け前のなんとも言えない絶妙なムード、空が明るくなるまで消えない街の灯りが都会的。「僕は踊らされていたい」なんて歌っている斉藤壮馬くんの手のひらで、今宵もころころ転がされている気がする。

 

2位 New star/  山田三郎(CV.天﨑滉平)

2017年後半、男性声優楽曲の話題をかっさらったヒプノシスマイクより、イケブクロ・ディビジョン、山田三郎のソロ曲です。G線上のアリアがサンプリングというか、ほぼほぼそのまま使われている。大人になるとクラシックというのは、好んで聞かない限り馴染みのないジャンルになるかと思いますが、中学生の三郎にとっては、音楽の授業などで割と身近に感じているものなのかと思うと、彼にとっては日常の延長線上でこの曲が作られたのかと想像してしまいます。先ほども同じようなことと書きましたが、ヒップホップやラップというのは自分語りが多いジャンルだと思っているので、作品の中で圧倒的に若い三郎にはそのキャリアが足りなく、ゆえに作れた1曲でもあるなと思いました。そしてとても難しそうなこの曲を歌いこなした天ちゃんは凄いよ。

 

1位 ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-/  Division All Stars

今年の男性声優楽曲を象徴する1曲といっても過言ではないと思います。声優とラップ、オトメイトとヒップホップ、まるで馴染みがないような組み合わせですが、声と言葉を武器にする声優さんとラップは想像以上に相性が良く、歌と違い言葉の演技の演技という意味ではむしろぴったりなジャンルだったのではないでしょうか。そもそもラップとは自分でリリックを書いて〜的なことを言い出すと、とっても話がややこしいのですが、あくまでもキャラクターソングなのでそこは特に気にせずにまずは聞いてみてもらいたい。キャラと声優の配役も絶妙で、曲だけではなく一つの作品として今後の展開も楽しみだったりします。また何故かオトメイトという所が面白いと感じているので、この先どうオトメイト感が出てくるかも期待しているポイントです。

 

 

 

昨年と比べて今年は全然曲数を聞けていないので、正直これで完成とは言えないのですが、良いなと思った曲を順番にしてみました。

昨年に引き続き、ルールなのでランキングに入れることができなかったDearDream。個人的に今年度の1位は『symmetric love』です。

そして何より、来年度からスタートする《働くお兄さん!》の主題歌 KEEP YOUR HOPE ALIVEがめちゃくちゃ良い曲だったので早くフルで聞きたいと思っています。

リアルな20代の男の子5人という感じがして、グループとしての新しい良さが引き出されていると思いました。2018年もDearDreamから目が離せそうにありません。

 

以上2017年男性楽曲大賞でした。