盆と正月

そこに現場がある限り。

DearDream 1st LIVE TOUR 2018「ユメノコドウ」東京公演

 

2018年1月10日にDearDreamにとって初となるツアーが初日TDCホールで開催されました。ドリフェス!Presents DearDream 1st LIVE TOUR 2018「ユメノコドウ」に行ってきた、感想文です。

 

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ここから先はセトリなどに触れる内容となります。所々、記憶で書いている所があるので間違っていたらごめんなさい。

 

会場に入るとステージにはカラフルなキューブがセットしており、ドリフェスのアプリでよく見るセットに似ていました。オープニング映像では、日本列島が映し出され東京公演では東京にピンが刺さるという内容。

ステージ中央に組まれている階段からキャンディブロックRの衣装をまとたメンバーが登場すると1曲目はReal Dream!でスタート。歌詞にDearDreamのメンバーの名前、そしてキャラクターの名前が使われているこの曲は、今回のツアーが始まる前、石原君がドリフェスの村野監督に「ツアーは7人じゃなくて、奏たちも連れて14人で一緒の景色を見てきます!」と言っていた言葉にぴったりな選曲だと思いました。

1曲目からライブアレンジしたダンスが組み込まれており、ここの溝口君はあと100回みても飽きないと思います。

続くPLEASURE FLAGは、ライブ映えするというか何回聞いてもテンションが上がります。

ここで最初のCMが入り、メンバー紹介をする前に話題はステージでこぼれている水について。Real Dream!を歌っている最中に石原君がペットボトルを蹴ってしまい、ステージには水たまりが。ごめん、と言いつつ真っ白な衣装で膝を付き、ツアーグッズのタオルで床を拭く石原くんは、僕たちらしいはじまりですね、と言っていましたが本当にそうだなと思いました。スタッフの方から雑巾を借りる溝口君の気遣いはやっぱり素敵です。「あけおめ」「ことよろ」は最近の若者も使うんだなーと思った挨拶が終わりライブはユニットパートへ。

初披露となったSymmetric loveは、スクリーンに同曲のライブシーンが映し出されまされ、ステージに立つ溝口君と富田君はもちろんですが、溝口くんと及川慎くん、富田くんと佐々木純哉くんがリンクする5次元プロジェクトならではの演出だったと思います。難しい曲だと思うので、今回5都市回る中でどうパフォーマンスが変化していくのかが楽しみです。

You are my RIVALでは正木くんと太田くんが登場。太田君が上ハモなのがなんとなく良いなっておもいました。

Dream Greeting!は、1stシングルに収録されている曲だけど今日まで彼らがステージ上から届けてくれるメッセ―じはずっと変わっていなくて、ライブを重ねた分だへその想いは強くなっているような気がします。曲が終わるラスト10秒の振り付けに各メンバーの個性がでていてとても好きです。

MAY BE,LADY!では「俺たち」 「赤」 「黄」 「青」 「三人揃って」 「トラフィックシグナルです!」の自己紹介からはじまり、1人ペアを組む相手がいない石原君を2人がいじるトークからスタート。普段甘いセリフを誰よりも言わない富田君の『俺たちと一緒に恋しようぜ』でイントロがかかり、回るミラーボール。歌詞の内容に沿った振り付けがかわいくて、メンバーと一緒に星を描くのがとても楽しい。

続くBIRDCAGE~欲望の鳥籠~も同じくトラシグの3人で披露。ユニット曲を連続で歌えるようになったことにまず感動です。アニメサイズで歌われることが多く、フルで聞けることが少ないので、今回フルで歌ってくれて、ありがたいよねー、です。

再びWマスカットの2人が登場し、リバーシブル→バレンタインとアブラカタブラ魔法の呪文を初披露。アブラカタブラ魔法の呪文では曲が始まる前に「みんなに呪文をかけてもいいですか?」と言って魔法をかける2人。サビの「踊っちゃお」の振りは、簡単な指さしになっているので、振りコピが好きな人はマネしたくなるダンスでした。高身長の2人がかわいく見えるのはきっと魔法のせいだと思う。

衣装チェンジして登場したのは石原くんと溝口君。シンプルで綺麗めな溝口くんと、オーバーサイズのアウターを着る石原くんという、対照的なスタイリングでどちらもとても似合っていて、特に石原君にあのアウターを着せたスタイリストさんとは本当に気が合うと思いました。曲は2032で、TCDで2人の2032とえばアニメとリンクする部分が多く、このステージで2人が歌ったことによって本当にあの話が完結したように思えました。

同じく衣装チェンジした富田くん正木くん太田くんによるSpecial YELL!はとにかく楽しい!!この曲の時にだけ聞ける、富田君の少ししゃくった歌い方が私は好きです。

ここで二度目のCMが入り、次の曲でみんなと一緒にできる振りを考えることに。今回はツアーなので、その地に馴染みのある何かにしようという事になり、東京公演では東京タワーを作ることになりました。各々ペンライトで三角形を作ったり、指と指を合わせて東京タワー風な何かを表現、それを見て後に「イソギンチャクみたいだった」っていう石原くんはすごく自由な人だと思いました。そんな東京タワーを作って聞くのはParadeが生まれる。聞いているとどうしても、初披露時目を潤ませながら歌っていたメンバーを思い出して、ふざけたポーズをしているのにもかかわらず目頭が熱くなりました。

続くWhite Pavementではステージにスタンドマイクが設置され、1stライブと同様にメンバーによるコーラス入りで披露。それぞれがメインを歌ったり上ハモ、下ハモをパートごとに歌い分けているので、めちゃくちゃ難しそうだと感じます。やっと冬にこの曲を聞けたのも嬉しかったです。

モニターも歌詞に合わせて白黒になっており、それに合わせてペンライトも白くなったら綺麗だろうなと思いました。

しっとりとバラードで聴かせた後は、ダンスメドレーへ。

ユレルMIDNIGHT・Butterfly Girl・ STARTING TOGETHERの3曲を連続披露。2032では綺麗に閉じられていたシャツのボタンをぐっと開けて踊る溝口君はとてもかっこよく、なにをしても品の良さを感じる人だと思いました。ライブアレンジされたメドレーでは、各メンバーのソロダンスもあり、ここの溝口君はあと100万回は見たいです。

メンバーがはけ、VTRが映し出されるとさっきまでステージでかっこ良く踊っていたメンバーの素が映し出されます。ツアーでの特別企画として、シャッフルユニットが組まれることに。箱に入ったボールを選び、同じ色が出たもの同士が組むというもので、箱に手を入れて「誰か俺の手を触ってない?」というあるあるネタもあった。

ドリームミーティングに着替え、シャッフル1組目は、溝口くんと太田君のよるUp to speed!。曲自体も久しぶりにライブで聞いた気がするし、それをこの2人が歌って踊る姿は、曲が始まる前に太田君が「皆さんは今日見てはいけないものを見るかも知れません」 と言っていた通り、見ないと損だと思うステージでした。とにかくかっこよかった!!

2組目は、正木くん・石原くん・太田くんの3人によるグローリーストーリー。この日一番歓声が上がった気がするくらい、会場が湧いてこの曲を2人が歌う事を待ち望んでいたファンの多さを感じました。ダンスが上手い2人とだったけど、流石踊りなれているだけあって、石原君もかっこ良かったです

3組目は石原君と富田君によるBEST☆★PARTNER。私生活でも仲の良い2人の相性は絶妙に良く、二度見したりわざとらしいポージングがハマる2人だと思いました。途中エアキャッチボールをしていた球を勝手に客席に投げてしまう石原君は勝手だと思いました。面白かったです。

ここでドリカタイムがあり、キャラクターとメンバーが交差する映像が映し出されます。ファイブスタービートに衣装チェンジし、曲はNEW STAR EVOLUTIONへ。

NEW STAR EVOLUTIONは個人的にセンターが入れ替わり立ち代わり変わるフォーメーションが好きで、センターで歌っている人は勿論、後列で踊っているメンバーがアイコンタクトを取っている姿を見るのが好きで、初めて披露した時はみんな必死だったのに今では顔を合わせて笑いながら歌っていて、今回のツアーでは今日まで積み重ねてきたものを改めて感じます。2番に入る前の円になる振り付けがとっても好きです。

そして真夏色ダイアリー。物販にタオルがある限り春夏秋冬問わず歌うのがこの曲。サビのクラップなど思わず一緒に踊りたくなる振り付けで、今回のツアーではラストにメンバーによるタオル投げがありました。

続くインフィニティ・スカイも1stシングルに収録されている曲で、何度も歌ってきたからこそ歌詞に説得力が増し、DearDreamらしさを感じる1曲だと改めて感じました。

ALL FOR SMILE!は「絶対にみんなをもっと、高く遠くまで連れて行く」という歌詞が、本当に根拠のない言葉だったけど、こうしてツアーという形で表れているのが素敵だと思いました。

ここで3回目のCM。いつもなら石原くんが一人で話すロングCMの時間ですが、今回はツアーという事、5都市回るということもあり、ちょうどメンバーも5人いるので各会場1人にスポットを当てて話してもらうことにしたそうです。

東京公演では溝口君が担当。「このドリフェスプロジェクトが始まってからずっと楽しくて、こんなに楽しい事ってない。ずっと楽しいってこと普通はない」という事を話してくれて、その時にファンミ01でしきりに「僕たち本当に楽しいんです」って何度も言っていたことを思い出して、気持ちを言葉にして伝えること、言葉が持つ力ってすごいなって思いました。

溝口君の「この1年間お世話になったこの曲をーー」という曲振りで最後の曲、ユメノコドウへ。歌うステージが変わる度に「今ここに立ってる」って指をさして示してくれる富田君がパートが効いていて、「思わず目を細めた」って力強い目線で歌ってくれる石原くんがいて、「幕を上げる」という歌をあえて最後に持ってくると未来を感じます。

アンコール1曲目は、ありがとうの数だけ笑顔の花を咲かせたい。メンバーがツアーTに着替えたこともあって一気にエンディング感が増し、曲明けのCMでは、今回初めてグッズとして出た顔うちわについて。会場に自分お顔がある!と言いながら指をさしていました。

ここで一人ひとりからの挨拶があり、本当に最後の曲としてシンアイなる夢へ。

こんなに聞いているだけで幸せな気持ちになる曲ってあるのかなって思うくらい、楽しくて単純にこの時間がずっと続けばいいなって毎回思います。

全26曲、2時間30分があっと言う間に終わり本当に本当に楽しい時間でした。

 

今回のツアーを石原君は集大成と言っており、どういう意味で言っているんだろうと思っていました。東京公演を終えて思ったことは、昨年末いろいろな外部イベントに出た際に、会場ごとにセットリストが本当に違って、例えばTIMMではダンスナンバー中心の楽曲を歌ったり、リスウフでは2032やSpecial YELL!という、ファンでもその2曲を選ぶのかって驚く選曲をしていて、DearDreamってこんな一面もあるんだよって色々な会場で見せてくれました。今回のツアーではそれを集めたような、まさに集大成とはこのことと感じるステージで、DearDreamというグループがぎゅっと詰まった公演だったと思います。

歌もダンスもすごく上手くなっていて、どこかで一度DearDreamを見たことがある人も何度も見たことがある人も、きっと新しい出会いがあるツアーだと思いました!